2020年9月27日に千葉県日中友好協会青年委員会も協力しておりました第1回 日本在住華僑・華人の就学について考える会を開催しました。
当日は40名近くの方にご参加頂くことができました。
本当にありがとうございました。
本イベントでは、日本と縁する華僑・華人の若者がどのように日本で学校生活を送ってきたかを知るべく、日本で生まれ、7歳、10歳で来日した背景の違う3名の若手華僑を登壇者として招きました。
第一部では各自10分間、自己紹介として来日のきっかけや自身のルーツ、日本語の学習や母語(中国語)の維持方法、進学や就職のきっかけについて話してもらいました。
第二部では座談会形式で進行しました。
①日本での生活で戸惑ったこと、大変だったこと
- 日本の学校は保護者が参加する行事や学校との連絡が多いので、子供より保護者が大変
- 学校に持っていくお弁当で中華を作るので、ちょっと恥ずかしい時があった
②就学・就職の選択について
- 日本での生活が長いから、華人・華僑という理由で大変なことは特段ない
- 国籍を日本に帰化していないと中国の大学に戻りづらい(現地の高考受けないとなので)
③日中の背景(アイデンティティ)を持っていて良かったこと
- 相手の境遇や立場を容易に受け入れることができる
- 幼い頃から2つの国の文化や言語に触れているので、言語面はもちろん、同世代と比べて視野が広がる
上記の3テーマに関して1時間以上白熱した討論を重ね合いました。